んだらば！

①　GOLITE:PEAK、ベルト部ポケットにナイフ・笛・MLV:ミニランタンライト、ライター、細引き
　　　・・・いつもならBD:RPM(26L)を使ってますが、今日はコレ。下部のフックとサイドのベルトで容量を小さくできます。

②　水（調理用と飲用ハイドレーション）
　　　・・・調理用に1L、飲用については“続き”に詳細を書いてます。

③　ジェットボイル（今年からカップをスノピ：ソロセット極のチタンカップに変更）
④　レインカバー
⑤　エアセルブロックSとスポーク
　　　・・・当日はおにぎり×２と漬物、デザートなどが入る予定。食事（摂取カロリー）についても“続き”に詳細。

⑥　TNFのレインウェア上下
⑦　トイレットペーパーなど
⑧　ファーストエイドキット
⑨　着替え一式
　　　・・・いつものように100均で買った圧縮袋に、靴下・シャツを入れて。

⑩　非常食
　　　・・・直接関係ないことですが、時間や距離をみて発炎筒を携行する時があります。

（⑥～⑩の下に敷いてあるのは、背面パッドを兼ねたリッジレスト30）

⑪　MLV：サコッシュに行動食、メモ帳、カメラ、iPhoneのバッテリーなど

⑫　後日、チェーンスパイクを追加

とりあえず備忘録のつもりなのでザックの中身だけを記録してみました。（ウェア類は載せてません。）

【水と行動食について】
今回は、愛読書　『登山の運動生理学』　を参考に、水と食事の必要量を計算してみました。

まず、水。
飲まないことはもちろん、飲み過ぎもいろんな障害を起こすことはご存知だと思いますので、この部分は省略。
まっ、単純に脱水にならないようにするには出た分だけと同じ量を飲めばそれでOKなんでしょうが・・・
それができない場合は、脱水量を体重の2%以下に抑えることが望ましいと書いてありました。
（正確には、出たモノと同じ成分のモノを経口摂取してもいろいろ考える０にはなりませんが、そのへんは気にせず）

で、私（約70kg）が往復4時間歩いたと仮定して式に入れて計算。

脱水量　＝　体重×時間×５ml　＝　70kg×4時間×5ml　＝　1400ml　となるらしいです。
これを、「体重の2%以下」に抑えるための飲水量に当てはめると・・・　
飲水量　＝　脱水量－（体重×20）　＝　1400－（70×20）　＝　0ml　
0ml！気象条件や行程にもよりますが、4時間程度の山歩きなら水はいらないという計算になりますね。

いやっ、そうは言っても山は楽しく登りたいですから、もちろん水は持っていきますよ。
それに、水が無いとせっかく闇で仕入れた純度の高い粉の効果が確かめられませんしね（笑）


じゃあ、次は行動食を含めた食事・・・っていうか、カロリーについて。
成人が通常のペース（←疲れない速度は平地を歩くスピードの半分程度）で、山を登った時のエネルギー消費量は
空身の場合で1時間・1kgあたり6kcal、20kgの負荷がある場合で9Kcalだそうです。（15kgだったら8Kcalぐらいですか？）

ということは、上の荷物（5kgと設定）を背負った私が、往復4時間歩いた時のエネルギー消費量は

70kg×4時間×6～7Kcal　＝　1680～1960kcal　となるわけです。

でも、人間の体には蓄積されてる栄養（蓄積脂肪）がありますから、実際の摂取量は1/2～1/3でいいそうです。
それからすると・・・4時間ぐらいの山歩なら、多くても1000Kcalぐらいの摂取が望ましいようですね。

昼食でおにぎり×２とカップ麺（350Kcal）を食べたら、残り300Kcal程度を行動食で補充するって感じですか？
（ちなみに、おにぎりだけでなんとかしようとすると・・・おにぎり1個は約180Kcalなので6個食べる計算です。）

その点、下山後は反省会で十分なカロリー摂取が見込まれますので・・・下山さえできれば、そこは心配ないですね（笑）

とは言っても、どちらも切れてからの摂取では遅いモノなので、こまめな補給が必要ですよね。
ドリンクと行動食をウマく使って止まらずに歩けるんでしょうが、景色やバディとの会話を楽しみたいですから、適宜休憩は必要ですよ。